| [記事] 学会 誌の編集方針 | 神沼 靖子 | 1 | 表 紙 |
| [論文] 知識資源ベースでの 情報システム・ライフサイクル改善 |
松平 和也, 市川 照久, 水野 忠則 |
3 | 表 紙 |
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要
旨 長
年かけて開発した巨大情報システムが数年で運用できなくなるというシステム破綻が起きている。企業は経営環境の大変動の荒波の中で,情報システムの開発・
運用・維持・改善を図ることに大きな関心を寄せている。巨大で複雑に変容した情報システムには,まずその変更要求に迅速な対処ができないということが起こ
る。しかも修正変更そのものが複雑すぎて完全な維持作業ができないことで情報システムの運用不可という事態に至る。新規開発では,巨額の費用を投入しなが
ら開発途中のプロジェクトを中断したり,開発完了したばかりの情報システムを廃棄したり,又運用に入った情報システムの利用を数年で中断して再び再構築を
開始するなどの問題も発生している。実は,これらの問題の根底には企業組織の変化による業務実体の変更という原因が存在する。これを解決するために,情報
システムのライフサイクル統制という枠組みを俯瞰し,知識資源管理の特徴を活かした情報システムの整備が必要である。筆者らは,情報システムの安定的開発
を可能とさせ,その効用を維持向上しつつ経済寿命を延伸し,情報システム・ライフサイクルの費用削減を図ることを研究してきた。本論では企業が蓄積してい
る知識資源の内容に着目し,組織を知識資源要素として認識し,他のシステム,情報やデータという資源要素をこれに統合し,知識資源管理を確立することでそ
の効用を向上させることを提案している。知識資源管理の導入事例として,知識資源の利用効果実現とともに,システム維持管理方法そのものにもITを適用
し,情報システムのライフサイクル改善を達成しえた実例を報告する。
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| [巻頭言] 学会
から社会への発信 〜サブプライムローン問題をめぐって〜 |
杉野 隆 | i | 表 紙 |
| [論文] システム開発事例から抽出した 開発阻害要因分析 |
鹿島 鉄雄 | 1 | 表 紙 |
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要
旨 近
年,都市銀行の合併に伴うシステム統合など大規模プロジェクトの破綻が頻発している。そのために社会的経済的な混乱が発生しその影響はますます増大してい
る。プロジェクトの成否の鍵を握るのはプロジェクトマネジャである。そこで,プロジェクトマネジャに本当に必要な知識や能力は何かを研究した。従来から多
くの企業などでプロジェクトマネジャ向けの教育が行われてきたがその内容が適切であるかの検証は,あまり行われていない。それはプロジェクトマネジャに真
に必要な知識や能力が何であるかの具体的かつ客観的なデータが見あたらないからである。そこで筆者が担当した18のシステム開発事例から開発に重大な影響を与えた要因などを抽出
し,分析・評価した。
そ の結果,先行研究などで主張されてきた教育内容はほぼ妥当であることが確認出来た。また技術的な側面よりも経営的な側面がプロジェクトの成否に与える影響 が大きく,プロジェクトマネジャにはその知識や能力が不足していることが判明した。本論文では分析・評価の方法とその結果について述べる。 |
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| [論文] 自治体コールセン ターの評価方法の提案 | 家田 信吾,古橋 武 | 16 | 表紙 |
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要
旨 2006年
3月に平成の大合併が完了し,地方自治体においては住民サービスの向上とコスト削減を両立すべく,全国各地でシステムの再開発や共同利用の取り組みが行わ
れている.2003年には札幌市においてわが国で初めての自治体コールセンターが設置されて以来,全国各地で自治体コールセンターの設置や共同化の検討が
進められている.しかし,これまでの自治体コールセンターの評価基準は,サービス提供者側の選定基準が中心であり,利用者の立場に立った基準にはなってい
ない.
そこで本論文では,市民サービスを「迅速」かつ「正確」に提供するための市民の立場に立った自治体コールセンターの評価基準を提案する.自治体コールセン ターのモデル化を行い,提案した評価基準を用いて定量的な評価を行うことにより,市民サービス向上を進めることができることを示す. |
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| [巻頭言]検証の すすめ | 竹並 輝之 | i | 表紙 |
| [総会挨拶]こ
れからの情報システム学会の 活動に向けて |
北城 恪太郎 | iii | 表 紙 |
| [論文]ネットワークサービスの可視化を 主眼に置いたシステム運 用者支援方法の提案 |
川崎 敏行 | 1 | 表 紙 |
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要
旨 近年,インターネットの普及によって,多くの企業および学校,官公庁でインターネットを利用したミッションクリティカルなシ
ステムが増加してきてい
る。そのため,今まで以上にシステムの高可用性が必要とされるようになってきた。しかし,一方でシステムの大規模化,複雑化が進み,限られたシステム運用
者リソースで全てのイベントに対応することが困難になってきている。
本研究では,この問題に対応するため,ネットワークサービスの可 視化という概念を取り入れ,システム運用者の監視業務を支援するシステム改善方法を提案する。これによって,限られたシステム運用者リソースで大規模複雑 化したシステムを管理することが可能となり,システムの可用性を重視した運用方針の戦略を立てることが可能となる。 |
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| [解説]情報シス
テム学会における 研究会活動について |
杉野 隆 | 17 | 表紙 |
| [特別講演]学び におけるインターラクション | 佐伯 胖 | 21 | 表紙 |
| [巻 頭言]学会誌の役割再考 | 細 野 公男 | i | 表紙 |
| 情報システム学会誌の編集方針 | 学 会誌編集委員長 神沼 靖子 | iii | 表紙 |
| [論文] オー プンシステムにおけるミドルウェアが もつべきセキュリティ機能の分析 | 広沢 元 | 1 | 表 紙 |
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要旨 オープンシステム開発では,ソフトウェア間の緩衝層としてミドル
ウェアを配置
し,その上で機能要件に合致するソフトウェアを選択することが一般的である。しかし,セキュリティ要件に注目した場合,機能要件を満たすようなソフトウェ
アの組み合わせは必ずしもセキュリティ要件を満たしているとは言えず,両者を満たすソフトウェアの組み合わせはソフトウェア間の依存度が高く,保守性が低
下する問題がある。
本問題に対して,ミドルウェアがもつべきセキュリティ機能を明確にすることで各ソフトウェアに求められるセキュ リティ要件が減り,プロ ダクト間の依存度が下げられると考えた。本論文ではミドルウェアが保持すべきセキュリティ機能について分析し,その実現性および実効性について問題がない ことを確かめた。 |
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| [解 説] グローバルアライアンス研究会の成果 | 槇 本 健吾 | 12 | 表紙 |
| [紹介] 名誉会員:浦 昭二先生のご紹介 | 松平 和也 | 20 | 表紙 |
| [講演] 情報システム学会第2回研究発表大会講演 | 情 報システム学会会長 北城 恪太郎 | 1 | 表紙 |
| [提言] 情報システム専門家への願い ―自分の情報システムを考えよう― |
浦 昭二 | 7 | 表紙 |
| [提言] 東証における誤発注問題に関する提言 | 上野 南海雄 | 13 | 表 紙 |
| [解 説] 日 本の情報システムとコンピュータ利用 | 岡 本 行二 | 18 | 表紙 |
| [解説] ヨーロッパに於ける情報システム学会の動向 | 松本 秀之 | 29 | 表紙 |
| 情 報システム学会 ISSJ 発足に当って | 情 報システム学会会長 北城 恪太郎 | i | |||||||||||||||||
| 情 報システム学会学会誌発刊のご挨拶 | 学 会誌編集委員長 山本 喜一 | iii | |||||||||||||||||
| [巻 頭言]情 報システム学会誌創刊によ せて | 竹 下 亨 | v | 表 紙 | ||||||||||||||||
| [設
立総会 特別講演] 情報と倫理 ―21世紀 の課題― |
今 道 友信 | 1 | 表 紙 | ||||||||||||||||
| [解 説] 情 報システム学協会の国際的な動 向 | 神 沼 靖子 | 13 | 表 紙 | ||||||||||||||||
| [解 説] IS 研究のコア特性を巡る議論(その 1) | 小 幡 孝一郎 | 18 | 表 紙 | ||||||||||||||||
| [提 言] CIO を巡る課題 | 新 井 乙平 | 24 | 表 紙 | ||||||||||||||||
| [論
文] グ
ローバリゼーションと 情 報シス テムの関係性 |
松 本 秀之 | 26 | 表 紙 | ||||||||||||||||
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要 旨 現在あらゆるビジネスにとってグローバリゼー ションへの対応は最重要課題の一つである。国境を越えた情報網を構築することで誕生した投資銀行は, 1980 年代以降組織形態を多国籍化すると同時に情報テクノロジーを革新的に利用することで収益機会を向上させた。 多国籍投資銀行は国際金融市場 の激しい生存競争に勝ち抜く為に,グローバル規模の情報システムの構築に挑戦 している。しかしグローバル情報システムを構築する事は,各国の異なった法律,標準,規格から言語,宗教, 文化,風習,伝統といった要素まで考慮に入れて行なわなければ成功しない為,困難な作業である事が認識されている。 本稿は 2002 年度に起草し,現在構築した理論検証の段階に入っている「多国籍投資銀行に於けるグローバル情報システム戦略比較 文化研究」の重要性を再確認する事を主眼としている。この確認作業の過程で認識されたグローバリゼーションと情報 システムの関係性は,今後のグローバル情報システム研究に重要な示唆を与える。 |
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